2013年6月27日木曜日

Aurvana Air

基本
参考価格 :-
 構造   :ダイナミック
傾向   :やや原音系統/中間


音質-15項目
高域量+α  :★★★★★★★
中域量+α  :★★★★★★
低域量+α  :★★★★★★★★
定位感  :★★★★★★★
分解能  :★★★★★★
解像度  :★★★★★★★★★
鮮明度  :★★★★★★★★
空間体積 :★★★★★★★
レンジ感 :★★★★★★★
表現力A   :★★★★★★
表現力B   :★★★★★★★★
レスポンス:★★★★★★★★★★
爽快感  :★★★★★★★★★★
重厚感  :★★★★★★★★
バランス :★★★★★★★★★
音質合計ポイント:130

その他-5項目
デザイン :★★★★★★★
フィット感:★★★★★★★★
遮音性  :★★★★★
音漏れ防止:★★★★★★★★
携帯性  :★★★★★★★
その他合計ポイント:33

ジャンル
ボーカル:○ 弦楽器:◎ 鍵盤楽器:○ 打楽器:◎ 金管楽器:○ 木管楽器:○ 電子楽器:◎

総評163


・やや高域寄り微ドンシャリ傾向のフラット、中域が埋もれるような、或は低域が邪魔するような感覚はない、無駄な篭りや刺さりとは無縁
・定位、分離、空間表現等が良く、自然な構成で全域から各パートまで聞き分けることができるのでモニター的な用途も可能、どちらかと言うと原音に忠実
・低域の量感は普通からやや多め程度だが、ベースラインがしっかり支えるのでノリやアタック感はなかなか良い
・ドラムの空気感や、弦の響きなど含め、生音の再現力は充分良い
・オープンなところも相まって、音色はもちろん、爽快感は素晴らしい
・全体的に何もかも平均以上で穴がない、それでいてしっかり持ち味があり、無難、器用貧乏といったようなネガティブな印象を全く感じさせない
・その他、フィット感はかなり人によって変わる、カナルのようにイヤーピースで変化を付けられないのでフィットしないと低域中心に音が軽くなる
・シリコンパッドやスポンジをつけると、密着度が増えて明確に低域感が増す(レビュー時はノーマル)
・その際スポンジに穴を開けたりすると高域が削がれる感は無くなる
・私自身の唯一の懸念点は、わずかに大きく、着け方や時間によって耳が痛くなることがある 、これは単に大きさというより素材やわずかな接着面の溝なんかによるものかもしれない
・というのも、スポンジ等を装着して径が大きくなっても必ずしも痛くなるわけではないので
・ハンガーは付け外し可、フィット感や携帯性はハンガー有無の平均で
・当然遮音性は悪く、電車などの騒音下ではBGM程度になる
・デザインは質感含め素晴らしいのだがハウジング部だけはプラスチックなので-1
・久々というのもあり長々書いてしまったが、もう買えなくなるならば予備が欲しいと思わせられるくらいのイヤホン